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【開催レポート】ボトムアップフェス (2019/8/26開催)

2019/8/26(月曜)に第15回ベースキャンプイベント「ボトムアップフェス」を開催しました。
7社連合で行われたその様子をお伝えします。

ボトムアップフェスロゴ

全体集合

ボトムアップフェス

7社連合でボトムアップフェスを開催

8/26大崎ホールにて、「ボトムアップフェス」を開催しました。これは、外部の学びの機会で接点のあった、ベネッセ、電通、TBSテレビ、キリン、大鵬薬品工業、永谷園、7社のボトムアップ活動仲間が協力し、単独では持てない発想でのアクションに広げていこうというもの。各社持ち回りで開催している共同イベントのソニーの番として、今回は”チーム作り&アイデア創出”にねらいを定めました。

当日は、ソニー外4割を含む40社約250名が参加。各社の個性豊かなボトムアップ活動の紹介の後、参加者はそれぞれがやりたかったことを表明して、共感を持ったメンバーと取り組みのチームをつくりました。50名規模のワークショップを6つ同時進行で開催するチャレンジでしたが、参加者はほとんどが初対面であるにも関わらず、老若男女それぞれが一歩前に踏み出し、ホール中が終始対話の熱気に包まれ、終わってみると結成されたチームはなんと60を超えました。懇親会完了までの3時間半をレポートします。

7社ボトムアップ活動紹介

参加した7社のボトムアップ活動を紹介します。


ソニー “ベースキャンプ” ソニーフィナンシャルホールディングス 田中佐宜子さん

田中さんは、“それぞれの山を登る人達が集い、その繋がりから新しいチャレンジが生まれるように”というベースキャンプ活動の理念から、この一年半にのべ6500人を集め、ビジネス、技術、コミュニケーション、スキルなど様々なテーマで取り組んだ、繋げる活動/イベントの内容を紹介し、次のステップはチャレンジの具現化に向けたチームつくりであり、今日のボトムアップフェスのねらいでもあるとした。

ベースキャンプ


大鵬薬品工業 “明後日Labo” 河合真樹さん

河合さんは、「明後日Labo」命名の理由を、“明後日のこと”と思ってしまう社会課題の解決や突飛なことへの挑戦に踏み出す学びの機会、普段交わることのない“明後日“の人たちと対話する機会を作るためとし、”誰もが主体的に学び・教え合い社会貢献できる世界をつくるべく取り組んでいるとした。その中で、社会の中でのより良い自己実現や身の回りの社会課題へのアプローチに役立つ手法について体験する6か月間の連続企画、様々な分野で活躍する起業家やNPO代表などの講演を開催。いずれの企画も全てボランティアで運営され、参加費の代わりとして明後日Laboが選んだ団体への寄付を募り、社会貢献する仕組みを紹介した。

大鵬薬品


永谷園 “BB弾”大槻幸平さん

大槻さんは、「BB弾」の基本理念を、“30年後も永谷園と社員が共に成長するために、若手社員が自らを鍛え、仲間の輪を広げ、会社の未来を考え、「(B)ボトムアップ&(B)ぶらぶら社員」を目指す有志チームとした。ぶらぶら社員とは、実際に存在した「二年間、会社費用で自由にアイデアだけを考える」社員のこと。「楽しく!」「フラット!」「自由!」を大切にしながら取り組む、①自分たちのトレーニング(働き方改革、共有ビジョン作り)、②チームビルディング(得た知識を広げる)、③「実行・チャレンジ」(PRイベント/インナーコミュニケーション/部門を越えた商品開発企画)を紹介した。

永谷園


キリン“キリンアカデミア”中尾真理さん

中尾さんは、企業内大学“キリンアカデミア”がキリンをより挑戦志向の風土へ変えていくという同期4人の決意からスタートし、「視座を高める」・「視野を広げる」の二つのテーマの取り組みで、ワクワクしながら挑戦していくマインド/風土をつくっていくとした。社内のAmazingな人へのインタビュー、プロフェッショナル×若手のテーマトークセッション、社外交流トークイベントなどを行っている。

キリン


電通“マグマの会”林裕史さん

林さんは、ぐずぐず言ってマグマを溜めていないで、どんどん噴出そう。新しい仕事・考え方・スキルが噴出し、面白い会社・仕事・人生という新しい島が生まれるはずと二年前にスタートした“マグマの会”を紹介した。「まず動いてみよう(マグマ十訓)」を合言葉とする新入社員から役員までのメンバーは450名に達する。さらに今日は他社のマグマとつながる絶好の機会。世の中、2:6:2の法則から言うと僕達サラリーマンは6!! 僕達が有機的に繋がれば世界はあっという間に変わるのでは?自分達だけで悩む時間はもったいない。先に誰かがぶち当たっている。自分達で全部できるわけじゃない。得意な人達と一緒にやるのが一番良い。成果を抱え込むのはダサすぎる。みんなに共有したら、もしかしたら世界貢献になるかもしれない。もう所属とか関係ない時代、ぜひお互いと繋がり合って、世の中をよくしていきましょう。

電通


TBSテレビ“赤坂な組TBS Tech Design Lab”技術局 未来技術設計部 長沼孝仁さん、ビジュアルデザインセンターTech Design Labチーフ 青木貴則さん

長沼さんと青木さんは、な組の”な”は、な=仲間、なれっじ=(Knowledge:知識・情報)、なびげーと=(Navigate:航行する)の“な”であること、『仲間同士の知識、情報を集って、未来へと航行してゆく』、知識で粋な未来を創造すべく、AI、ロボット工学、先端医療、新しい形の農林水産業、eスポーツまであらゆるジャンルの取り組みを行っていること、Tech Design Labは「テクノロジー x デザイン」をメインテーマとし、イケてるテクノロジー、デザイン、コンテンツをピックアップして、プロトタイピングしアピール、実現に向けて活動している。

TBS


ベネッセ“One Benesse”ベネッセ教育総合研究所 研究員 佐藤徳紀さん

佐藤さんは、ベネッセの2014年個人情報流出と業績悪化後、「同じ課題意識を持つ仲間」との出会いから、部署やポジションを越えて“行動する”有志活動としてOne Benesseは誕生し、ベネッセ(=よく生きる)を実現しようとする社員にとって,フロントランナーであり,サポーターであることをめざす多様なイントレプレナー集団であると述べた。活動は、社内の仲間から経営層、OB、そして社外へ展開し、知の組合せを体現して、「よく生きる」をまさに社会に実現したい、未来はやってくるものではなく、つくるものと考える。

ベネッセ


ワークショップ(ベネッセ佐藤さんファシリテート)

ベネッセ佐藤さん

各社のボトムアップ活動の考え方と実例を共有した後、引き続きベネッセの佐藤さんが全体をファシリテートし、7社のメンバーがホール内各グループをサポートするかたちで、ワークショップに入った。

佐藤さんプレゼン

佐藤さんプレゼン

佐藤さんプレゼン

佐藤さんプレゼン

佐藤さんプレゼン

「チーム作りとアイディア創出」を実現していく上の障壁を、【壁1】いつもと違った行動【壁2】発信による仲間集め【壁3】対話・合意・手伝いと認識した。その上で、今日の目標を「コラボプロジェクトを何でもいいからつくって」とあえてシンプルに設定し、参加者の「ちょっとだけ挑戦してみる」意識とアクションを後押しした。この自己主導/変容/相互発達の段階は成人全体の25%にある中(キーガン発達理論)、参加者は今日ここに来ているだけで既に一歩踏み出していると勇気づけた。挑戦のステップは、いつもとちがう自分になる感覚で楽しむ(Follow your heart)とポジティブな上昇を実感(Growth Mindset)できるフロー体験も紹介した。また、“知識は、実行しなければ価値がない、過去のやり方にこだわり続けず、行動せよ”という知識と行動のギャップ(フェファー教授)理論も紹介した。

グループ

グループ

グループ

佐藤さんプレゼン

佐藤さんプレゼン

参加者250名は、予め、大まかな6つの領域毎のグループに分かれて着席、その中で、アイディアを持ち、チームを作りたい参加者が手を挙げ、共感するメンバーを募る形式(アンカンファレンス形式)をとった。この手がどれだけ挙がるのか実施前最大の心配だったが、実施してみると合計60を超える手があがり、それぞれに関心をもつ参加者が集まり、終始活発な会話の後、アイディアと活動の骨格をまとめた。

グループワーク

グループワーク

グループワーク

グループワーク

ワークショップの最後に佐藤さんは、自分に身近な仲間や支援による適切な働きかけ(最近接発達領域)が人の成長には有効であることを紹介し、未来をつくることも、一緒に未来を作りましょうとまとめた。

まとめ

まとめ

まとめ

まとめ

まとめ

まとめ


参加者の声

 これまで交流が無かった別会社の方々と知り合う機会が得られたことは、視点・発想・スキルの差異を感じることができ、とても有意義でした。
 掲示されたプロジェクトを見ると自分が参加したテーマ以外も気になるものがたくさんあったので、世の中のトレンドや他の企業の方の悩みなどを知ることで視野が広がりました
 社内で普段行う業務以外の動きを行うきっかけが提供されたこと。いつも行っている業務から領域を広げていくことが非常に重要と感じました。
 今回の時間枠では出会い、きっかけは得られるものの、チーム作り・アイデア創出、という意味では、体験レベルに留まっているのは致し方ないと思われる。ただ、このような気さくな場からガチで企業、組織を超えたチーム作り、アイデア創出の体制が生まれてくる土壌を運営する、何らかの仕組みをビジネスとして継続する方法を考えていきたい。
 参加者のみなさんオープンマインドでポジティブで面白い人ぞろいでよかったです。
 色々な興味や志を持たれている方々が多いことを再認識。どうやって連携を取れるかが肝要。
 大人数の会運営にもかかわらず進行・ファシリテートがしっかりしていた。和気あいあいとしていた。
 OneBenesseのプレゼン資料は色々と刺激をいただきました。
 各社いろいろ工夫されていると思いました。また連携できると良いと思います。
 出来上がったグループについて連絡先の交換、次の打合せ、コミュニケーションの場(Slackまで考慮されているのはよかった。

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

参加者の声

永谷園からはお茶漬けセットのお土産も配布されました。
お土産

ボトムアップフェスを通して生まれたチームや活動が今後も続いていくように、ベースキャンプでも引き続き継続した機会を作っていきたいと思っています。
ご参加&ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

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