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【開催レポート】第2回 「5年後の対話型エージェントを考える」を振り返る

振り返りシリーズの第2回です。
今回は2018年4月に開催した「5年後の対話型エージェンを考える」です。
第1回は会議室からのスタートでしたが、ここからはソニー本社12Fの食堂で行いました。
食堂は今ではリニューアルされて講演スペースもあるのですが、この時はまだなく、食堂奥のテーブルを並べかえて会場を設営していました。
プロジェクターもマイクも全て持ち込みで、準備するものが多くて大変だったのを覚えています。

5年後の対話型エージェントを考える

なぜ5年後なのか?

対話型エージェント(AI)をテーマにするのはいいとして、なぜ5年後なのかというのが気になるかと思います。
5年後をつけたのは未来を予想する上でリアルなイメージが欲しいということからでした。
イベントでは、前半は複数の登壇者による関するインプットを行い、後半はグループワークショップを通して近未来の対話型エージェントのアイデアをまとめるというものでした。

インプットタイムでは実際に対話型エージェントの開発に関わっている3名に登壇してもらいました。
一般的な概要から、自身が開発しているエージェントの話、そして前回からの続きでキャラクターエージェントについても改めてお話いただきました。
対話型エージェントの話をこういったさまざまな切り口で考える機会はとても貴重だったと思います。

どんなアイデアが出たのか?

各グループでいろいろなアイデアを出してもらいましたが、やっぱりキャラクターとの組み合わせのものは多かったです。
家族の一員としての役割であったり、友人とのコミュニケーションを仲立ちする存在であったり、みなさんが普段感じている対話型エージェントから少しイメージを広げたアイデアが多かったです。
あれから一年以上経ちますが、その未来まであと4年。
対話型エージェントがどこまで進化していくのかとても楽しみです。
声を使ったコミュニケーションの精度が上がってくると、もっと人間らしいコミュニケーションが増えてくるような気がしていて期待しています。

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